保険金活用リフォームにご注意を! 詐欺業者の口車に乗らないで

皆さんこんにちは。埼玉県春日部市を拠点に、越谷市・草加市など埼玉県東部エリアとさいたま市で、住宅設備や水まわりの交換・リフォーム、ハウスクリーニング、外壁塗装や防水工事などを手掛けているPureサービスです。


ここ最近増えているのが、リフォーム工事にまつわるトラブル。保険金が活用できるといった訪問販売詐欺の被害が増えているようです。

今回はこうした詐欺の実態と、被害を防ぐためのコツをご紹介します。




■コロナ禍による在宅者の増加、災害の頻発化……今起こっているトラブルとは?



全国の消費者生活センターに寄せられる住宅リフォームのトラブルが、年々増えていることが明らかになりました。

2020年に消費者生活センターにもちこまれた相談数は前年度と比較して2倍、10年前の2011年とくらべると約19倍にも増えているとのことで、これはただごとではありません。


原因としては、まず大雨や台風など災害の頻発があり、さらにコロナ禍により在宅者が増えたことで悪徳業者が訪問販売方式でリフォームをもちかけやすくなった……ということがあります。


では具体的にどのようなトラブルが起こっているのでしょうか?




■注意すべきは訪問販売による保険金活用リフォーム



大雨や台風は屋根や雨樋が破損や、浸水・雨漏りをもたらします。

こうした災害のあとにやってくるのが、訪問販売員によるリフォームの勧誘。「火災保険を使えば自腹を切らなくてもリフォームができる」と言って、いざ保険金がおりたら高額な手数料を請求してくるというケースです。


ちなみに火災保険が適用されるのは、火災による被害だけと思われている方が多いかもしれませんが、強風、大雨、洪水、高潮、波浪などの風水害や雪害といった自然災害に対しては大半の場合、補償されます。

ただし火災保険が適用されるのは、あくまで自然災害による「修繕」で、経年で壁紙が汚れてきたから新しいクロスに張り替えたいというようなリフォームは、火災保険の対象にならないことは頭に入れておきましょう。




■業者の手口も巧妙化! トラブルを避けるためにはどうすれば……?


消費者生活センターに寄せられているトラブル例として、保険金と工事費請求をセットで契約させられて、こんな話は聞いていないと解約しようとすると高額な手数料や解約料を迫ってくるパターンや、想定していない作業費を請求されるといったケースがあげられます。


またここ最近では手口が巧妙化しており、実際に台風や大雨の被害に遭わなくとも、他の地域で甚大な被害が生じた場合、消費者の不安につけこむ便乗商法が発生する傾向も。

「今●●地方で起きているような災害が起きた場合、役に立つから」と甘言を弄して、不用意に個人情報を聞き出そうとしたり、必要もない工事を強いるケースも見られます。


訪問勧誘や電話勧誘などで契約してしまった場合は、契約書面を受け取った日から8日間はクーリング・オフによって契約を取り消すことができます。少しでも不審に思うことがあれば、お近くの消費生活センターや地元の信頼できるリフォーム業者に相談することをおすすめします。




■心配なときは地域密着型の業者に声をかけるのがいちばん



悪質業者によるトラブルの実例や対応策をご紹介しましたが、年々台風や大雨の自然災害が激化している昨今、少しでも家に不安な点があれば、災害の前にメンテナンスを意識しておくことも大切です。

台風や大雨により被害を受けたら、修理中は否応なく不自由な生活を余儀なくされますので、万全の体制をとっておきましょう。


Pureサービスでは水まわりや内装リフォーム、ハウスクリーニングや住宅設備の交換はもとより、外壁塗装や防水工事も承っております。

地域の皆さまの信頼に支えられてここまで歩んでまいりましたので、気になることがあれば、遠慮なくお問い合わせいただけたらと思います。災害のあとの修繕や、事前に気になるところを直しておきたいなどお悩みごとがございましたら、お気軽にお声がけください!