畳の寿命は?

皆さんこんにちは。埼玉県春日部市を拠点に、越谷市・草加市など埼玉県東部エリアとさいたま市で、住宅設備や水まわりの交換・リフォーム、ハウスクリーニングなどを手掛けているPureサービスです。


皆さんの自宅には、床が畳になっている和室がありますか?

最近では、和洋折衷の建築様式を取り入れている家庭も増えているため、自宅に和室があるという方も少なくありません。

しかし、畳には寿命があります。

その時期を迎えたら、一体どうすればいいのでしょうか?

今回は、畳の寿命や対応の仕方についてご紹介します。




■畳の平均寿命は10~20年!



畳の寿命は使用している環境屋手入れの仕方によって、大きく変わってきます。

劣悪な環境下で使用していたり、正しい方法で手入れができていなかったりした場合、残念ながら寿命は短くなってしまいます。

できればキレイな状態で長く使い続けたいと誰もが思うでしょう。

畳の寿命は「畳表」と「畳床」に分けて考えます。



▼畳表とは

イグサで織られている表面のゴザ部分です。

使用されている素材の品質によって、雰囲気や色合い、耐久性などが異なります。

畳の表面部分の汚れが目立ってきた場合、裏返しや表替えをします。

このように対応すると、その後は6~10年を目安に使用が可能です。

裏返しは3~5年の間隔で行うのが良いでしょう。



▼畳床とは

土台や芯になる部分のことを指しており、表面の下にあります。

これまでは「わら床」と言って、天然素材の稲わらを使って作る畳床が一般的でしたが、近年稲わらの生産量が減少傾向にあることから、インシュレンボードやポリスチレンフォームなど、様々な素材が採用されています。

畳床の寿命は10~20年と長く、丁寧に手入れを行っていればそれ以上の年数で使用が可能です。




■寿命が来たら張替えかリフォームか



実際に自宅の畳が寿命を迎えた場合、張り替えまたはフローリングにリフォームするという2つの選択肢があります。

畳特有の風合いや機能性をそのまま取り入れていたいのであれば、畳を新調し張り替えを行いましょう。

張り替え後も定期的に手入れをしておくと、キレイな状態を保てます。

しかし、手入れやダニの発生を防ぐための対策などが面倒だと感じる方もいるでしょう。

そのような場合は、思い切ってフローリングにリフォームするのも一つの手です。




■フローリングへのリフォームもおすすめ



手入れの手間やライフスタイルの変化によって、和室の畳を剥がしてフローリングにリフォームするという家庭も増えています。

畳は湿気に弱いので、正しく手入れができていないとダニが発生してしまう可能性があります。

裏返しや張り替えなどの作業は大変なので、年齢を重ねるごとに負担になってしまうかもしれません。

そのため、フローリングにするという手段も人気が高まっています。

ここでは、フローリングのメリットについてご紹介します。



▼掃除がしやすい

畳と比較すると掃除がしやすいため、より清潔な状態を保てることがメリットとして挙げられます。

フローリングは、掃除機でゴミを吸い取れるので、手入れが簡単です。

また、頑固な汚れだったとしても、大体の場合水拭きで落ちるので安心です。



▼バリアフリーにもなる

和風な建築様式の場合、床がフラットではなく、敷居が出っ張っており、廊下よりも和室が1段高くなっていることがあります。

安全性などから考えて、このような段差を気にする方も多いのではないでしょうか?

しかし、フローリングにリフォームする際、この段差をなくせばバリアフリーにもなります。



Pureサービスでは畳の張替え、フローリングへのリフォームどちらにも対応しています。ライフスタイルやお住まいの状況によってどちらがいいのか迷われる方も多いかと思いますので、畳がそろそろ古くなってきたかも…という方はぜひ一度お問い合わせください。